2026.06.26
令和8年6月議会一般質問報告 【唐津港の未来ビジョンについて】
今回の一般質問では、唐津の将来に大きく関わる「みなとまちづくり」のあり方について質問しました。
平成17年3月に策定された「唐津・海遊浪漫都市構想」は、海のまち唐津の魅力向上や海辺のにぎわいづくりを目指したもので、その後の唐津港港湾計画改訂にも反映されました。

その取り組みの中で、唐津東港地区では壱岐航路のフェリーターミナルや「唐津みなと交流センター」の整備、国による合同庁舎整備、西唐津公民館移転、県による芝生広場整備などが進められました。
また、佐志地区の企業誘致や人工海浜、松浦川河口周辺の水辺の回廊、大島市民の森公園の再整備など、港を中心としたまちづくりが進められてきました。

また西の浜地区ではヨットやサップ等、マリンスポーツの拠点とし佐賀県によりKMAP事業が現在展開されています。
一方で、当時掲げられた「海辺・港湾区域のにぎわい再生」や「未利用地の活用」という視点では、まだ十分に可能性を活かしきれていない部分もあります。


特に、平成27年に廃止された唐津発電所については、現在、段階的に解体工事が進められています。
唐津市・佐賀県・九州電力による三者協定のもと、施設管理や跡地活用について協議が行われていますが、この広大な臨海部の土地を今後どのように活かすかは、唐津港全体の将来に関わる重要な課題です。
また、国をはじめ官民協働で令和5年3月に示した「唐津港の中長期ビジョン」では、
・妙見ふ頭を中心に物流・産業機能の強化
・海辺のにぎわい創出やクルーズ船誘致
・脱炭素化に向けた港づくり
・災害に強い港湾機能の確保
など、20〜30年先を見据えた方向性が示されています。



こうした流れを踏まえ、唐津市として将来の港の姿を明確に示す「唐津港グランドデザイン」が必要ではないかと質問しました。
市長からは、唐津港の将来あるべき姿を示すグランドデザインを取りまとめ、今後の港湾計画改訂につなげていきたいとの答弁がありました。
唐津港は、物流の拠点であるだけでなく、観光・交流・産業・防災を支える重要な地域資源です。
これからの20年、30年を見据え、唐津らしい「海のまち」の未来を描き、次世代につながる港づくりを進めていくことが重要です。
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文責/青木 茂(プロフィール)
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