• TOP
  • Column
  • 【東京視察①】〜佐賀県首都圏事務所の企業誘致活動について〜
Column コラム

2025.04.30

【東京視察①】〜佐賀県首都圏事務所の企業誘致活動について〜

4月21日、唐津市議会の会派【新風唐津】で初の視察として、2泊3日の工程で東京視察研修を行いました。初日の行き先は「佐賀県首都圏事務所」。ここでは、私たちの住み暮らす唐津市に企業を呼び込むための「企業誘致」について、担当の皆さんと意見交換を行いました。

■写真は、唐津市役所から出向のゆうさくさんです(笑)

■ 企業誘致って、なんのこと?

「企業誘致」とは、東京や大阪など大都市にある企業に、唐津や佐賀県に新しい工場やオフィスをつくってもらうよう働きかけることです。これによって、地元に新しい雇用が生まれ、地域がより元気になっていきます。

■ なぜ東京にあるの?

佐賀県の首都圏事務所は、東京にある「佐賀の窓口」です。多くの企業が集まる東京に拠点を置くことで、佐賀の魅力をダイレクトに企業に伝えることができるのです。

■ 佐賀県の魅力って何?

意見交換では、「どうすれば企業にとって佐賀が魅力的に映るか」が話題になりました。佐賀には、実は他の地域にはない大きな強みがあるそうです。

▼実直で優秀な人材が多く、まじめに仕事に取り組む県民性は企業からも高評価

自然災害が少ない地域で、長期的な事業継続がしやすい

交通アクセスの良さ(福岡空港・佐賀空港・高速道路など)も好条件

経営コストの安さ:佐賀の商業地は東京の最大1/214の規模で、オフィス賃貸料も東京の約1/3といわれています。

これにより、企業はよりゆとりある経営が可能になります。こうした強みを生かして、企業に「佐賀でチャレンジしてみたい」と思ってもらえるような企業を増やしていく事が、今後のカギになります。

■ 私たち市議会議員にできること

企業を呼び込むには、「来てもらって終わり」ではありません。企業が安心して根を下ろせるように、行政の対応力や市民との信頼関係づくりも重要です。

■最寄駅からホテルまでの道のりの中、新1万円札のモデルとなっている渋沢栄一像がありましたのでパシャリ!

また、実際に今年度、冷凍食品メーカーの五洋食品産業株式会社が唐津市石志に新たに進出する予定となっており、これは地域経済にとって大きな追い風となるはずです。さらに、厳木工業団地には現在ひと区画の空きがあり、このチャンスをどう活かすかも、今後の重要な課題です。
地域に活力を与える企業をしっかり誘致し、移住定住人口をふやし、人口減少、少子高齢化に対応していく。
私たち【新風唐津】としても、こうした具体的な動きにしっかりと目を向け、唐津に新しい風を呼び込む取り組みを後押ししていきたいと思います。次回は、視察2日目の様子をお届けします。引き続きご報告してまいりますので、どうぞご期待ください。

ーーーーーーーーー
文責/井手清和(プロフィール
公式WEBサイト
公式Instagram