2025.05.05
【東京視察③】 〜地元ゆかりの力を感じた、国土交通省との意見交換〜
視察2日目の午後は、引き続き衆議院会館にて国土交通省の官僚の方々と意見交換会を行いました。
なんとこの日は、14名もの官僚の方々が私たちのために対応してくださいました。なかなかあり得ないとのこと、、、
これは、唐津市出身である古川康・国土交通副大臣のご尽力があってのこと。
唐津出身の方が国の中枢、しかも副大臣として働いておられるというのは、本当に心強いことだと改めて感じました。

■ 幅広いテーマでの意見交換
国土交通省といえば、「道路」や「交通」といったイメージが強いかもしれませんが、実際にはその担当範囲はとても広く、私たちの暮らしに密接に関わっています。
今回の意見交換では、以下のような分野について、それぞれの専門官から国の方針や最新の取り組みについてご説明いただきました。
①道路:新規開通や維持管理など


・相知から唐津までの道路まだまだ完成には程遠いみたいでした、、、
・唐津市民にとっては福岡に行くことが多いので二丈の道路の完成が待ち遠しいですが、二丈牧のうどん辺りの道路がどうなるかが心配ですね。
・唐津の国道202号線も工事着手となっておりますが、まずは橋梁の支柱の耐震性などの調査中とのこと。
②都市計画:まちの将来像や再開発の方向性など

都市整備の分野は私はよくわかりませんので勉強していく次第ですが、甲斐田議員の得意分野ですのでかなり突っ込んだ話も出来ていたと思います。
③港湾:唐津港の活用や物流の可能性について




港湾に関しては唐房産の牡蠣が日本一表彰を受けたこともありましたので、堤防撤去工事による水質汚染がないようにお願いしてきました。
また西の浜エリアには唐津市「KMAP(唐津マリンアクティビティーパーク)」構想もありこちらも水質汚染が内容に依頼しております。
是非とも今後港湾整備をしていただき大型船や物流の増加に伴う岸壁の整備など活発な利用ができるようにもお願いしております。
④河川:水害対策や堤防の整備について

佐志川も工事されておりましたので、引き続き自然災害や事故がないように工事を進めてもらうように依頼。
⑤公園:市民の憩いの場づくりと国の支援制度

唐津市 松浦河畔公園再整備プロジェクト昭和48年のオープンから時間が経ち、施設の老朽化などの課題を抱えるなかで、あらためて若者やファミリーなど幅広い層に楽しんでもらえる公園として再整備の検討がスタートしております。
こちらもあまりわからないので勉強しておきますが、唐津市の相撲場もこちらへの移設を検討してもよいかもしれませんね!
⑥上下水道:老朽化対策や持続可能なインフラ整備


・八潮市の下水道管事故を受けて唐津市の状況確認
唐津市の下水道の管路は直径2m以下なので上記の対象になってはいませんが、埋設後40年ほど経っておりますので、是非とも事故の内容に点検等も確実にしてもらいたいです。

・また能登半島地震の際に困ったのが管路がデータ化されておらず図面を見ながら東京・大阪・名古屋の復旧チームが行ったとのことです。
唐津市にも確認したらやはり図面が残っているとのことで上記の事業を使いDX化してもらいたいです。
それぞれの分野で、国がどのような考えのもとに制度や予算を動かしているかを知ることで、私たち唐津市議会の【新風唐津】の動きにも大きなヒントを得ることができました。
■ 地元からの声を国に届ける
特に印象的だったのは、参加された国の官僚の方々が、唐津の状況に非常に関心を持ってくださっていたことです。
現場の声を政策に反映させようという姿勢が伝わり、こちらとしても積極的に要望や課題をお伝えしました。
たとえば、唐津港のさらなる活用や、地域の公園整備に対する国の補助の拡充、上下水道インフラの更新支援など、唐津ならではの事情に即した具体的な意見も交わすことができました。
■ 学びと感謝を次の一歩へ
このように、多くの分野で国とのつながりを持てたことは、今後の市政にとって大きな財産です。そして何より、古川副大臣という地元の大先輩が支えてくださっていることのありがたさを、ひしひしと感じた一日でした。
唐津の未来をつくるには、国・県・市、そして市民の皆さまの協力が欠かせません。今回得た知見をしっかりと議会活動に活かし、これからのまちづくりに役立ててまいります。

ーーーーーーーーー
文責/井手清和(プロフィール)
公式WEBサイト
公式Instagram
